精神対話士

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精神対話士

メンタルケア協会が認定している資格です。

 

悩みの解決や治療をするわけではありません。相手の話を聴き対話するだけで、心の負担を軽くするのが精神対話士です。

 

年齢、職歴、学歴に制約のない資格です。

 

 

資格取得の方法

 

基礎課程、実践過程それぞれを修了後にレポートを提出。

 

その後、試験を受験して合格することで取得可能です。

 

精神対話士とは

 

心理カウンセラーの資格は多く存在していますが、主に相談者の思考の問題や心のストレスを治す目的で対話を行うことになります。ただし、なかには精神対話士と言って、話を聞くことに重点を置いた心理カウンセラーの資格の種類も存在しているのです。
精神的な悩みというと、ストレスが原因で精神的な病を発症してしまったり、考え方の歪みにより生きづらさを感じているというものが多くなっています。
ただ、生きていれば些細なことで悩んだり、不安を感じがちです。

 

周りに話す人がいないことで落ち込んでしまったり、心の苦しみを開放する手段がなく、どうしていいかわからなくなってしまう方もいます。

 

精神対話士は、心の寂しさや不安を感じている方の元に出向き、話を聞くことで心を癒す形の心理カウンセラーとなるのです
この心理カウンセラーは、精神に関する特別な知識を必要とはしません。治療者ではなく、相談者の親や友人と同じような立場で話を聞いていくこととなります。

 

また、カウンセラーの資格の種類の中でも、学歴や年齢を問わないため、主婦の方から高齢者の方までケアを行っていくことができるでしょう。

 

ただし、この心理カウンセラーは、特別な技術がいらない代わりに、相談者の心の悩みをうまく吐きだせるように誘導していかなければなりません。その意味でも、人との対話に関してのスキルがある方や、上手く話を引き出すことができる聞き上手としての才能も必要となってくるのです。

 

精神対話士になるための試験について

 

心理カウンセラーとはさまざまなカウンセラーを総称した呼び名です。それぞれの民間の資格があるのでさまざまな呼称があるのです。カウンセラーや心理士、セラピスト、療法士など多くの呼称があり、それぞれの資格ごとに試験の種類もあります。

 

心理士になるための資格は全て民間が認定しているで国家資格はありません。その中でもっともメジャーで難関な資格が臨床心理士です。大学で専門の知識を学び、さらに大学院も卒業しなければならず、最短でもおおよそ8年ほどの時間が必要になってきます。
スクールカウンセラーになる際には臨床心理士の資格が必要になってきたりもし、高度な知識を持った土台の資格とも言えます。その他産業カウンセラーや認定心理士なども知名度があります。総称である心理カウンセラーは一つの資格と認知されがちですがこのようなさまざまな資格を含めた名前なのです。

 

心理カウンセラーの中に精神対話士という資格があります。聴くプロフェッショナルとして作られた資格です。人の悩みを聴き心の対話を大切にしクライアントである話者が心の整理をつきやすくするためのお手伝いをすることが大切になってきます。心理カウンセラーの中でも特に聴くことに特化した心理の専門家です。試験の種類は一つに限られています。

 

まずは財団法人メンタルケア協会が開く「メンタルケア・スペシャリスト養成講座」の基礎と実践過程を受講し終了しなければなりません。その後「精神対話士の選考試験」に合格した人に対し資格証が交付されます。そして協会からに派遣依頼を経てクライアントのところへ赴き報酬を得ます。

 

また一定期間ごとにフォローアップ研修があり、5年に1度更新の手続きもあります。簡単な道ではありませんが、悩める人の大きな支えとなる魅力ある資格です。

 

 

>> 心理カウンセラーになる方法とは!! << 

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