教育カウンセラー

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教育カウンセラー

教育に関わるカウンセラーの総称として日本教育カウンセラー協会が認定している資格です。

 

カウンセリング技法や発想を用いて、学級経営や授業、三者面談、進路相談などを行えるプロフェッショナルです。資格は、初級、中級、上級の3種類があります。

 

教育カウンセラーとは

 

教育カウンセラーとは心理カウンセラー資格の一つです。初級、中級、上級と資格が分かれていますが、まずこれになるには教育カウンセラー養成講座を受講する必要があります。

 

その中で筆記と小論文の試験を受ける事になります。同時に認定申請書と自己評価票を提出する事になりますがこの総合点で合否が決定します。各コース同じ日に試験という事になりますが、基準点は各々違ってきます。ただし養成講座は日本教育心理学会認定の学校心理士、日本カウンセリング学会認定の認定カウンセラー、日本進路指導学会認定のキャリアカウンセラー、日本学校教育相談学会認定の学校カウンセラーの資格などを持っている場合は受けないで審査から入る事も可能です。

 

申請書類には今までのカウンセリングの実践歴や研修履歴、教育に関する研究歴などが精密に書いてあると評価の対象になってきます。覚えておくべき点としてはこれは他の心理学の認定と同じで免許の様にある種の権限を認められるものではありませんので。仮に試験に合格しても即心理カウンセラーとしての仕事に入れるものではありません。ただ、学校教育にカウンセリングの視点を持っていきつつ、多種多様な活動をしていく事にこれは大きい助けになるものです。

 

心理カウンセラーを目指すのと同時に教育者としても幅を広げてみたい等の希望がある場合、この心理カウンセラー養成講座に挑戦してみるというのも一つの考えとしてありなのではないでしょうか。

 

資格取得の方法

 

教育カウンセラー養成講座を受講することから始まります。その中で行われる筆記試験を受験し、さらに審査を受けることで取得可能です。

 

 

 

教育カウンセラーになるための試験について

 

心理カウンセラーには幅広い活躍の場がありますが、その中に教育カウンセラーがあります。

 

カウンセラーになるには試験を受ける必要がありますが、試験には初級からはじめ中級、上級の三種類があり、試験の種類に応じて受験資格も試験内容も異なってきます。

 

初級では実践歴が2年以上なければ受験することができませんが、指定の講習に40時間以上参加することで試験を受けることが可能です

 

心理カウンセラーとしては教育部門での仕事になりますが、心理カウンセラーにはたくさんの分野がありますので、選択肢が広いという特徴があります。
そのため教育分野で心理カウンセラーを目指すには、教育カウンセラーの認定を受ける必要があると言えます。資格がなくて業務を行う事が可能ですが、資格を持っていることで知識と技術を認められることになりますので、取得しておいたほうが役に立つと言えます。

 

中級では初級資格を取得していることが条件となりますが、実践歴が5年以上必要となりますし、スーパービジョンを1ケース以上持っていることが最低条件となります。

 

上級では初級または中級を持っていることが条件となり、実践歴は7年以上が必要となります。試験の種類によって受験資格が異なりますし、上級資格を取得するには下位資格を取得していることが条件となってきます。

 

心理カウンセラーにはたくさんの勤務先がありますが、教育分野であれば教育に関係するカウンセリングを行うことになりますので、専門的な知識が必要となってくるのです。

 

 

>> 心理カウンセラーになる方法とは!! << 

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