通信講座で勉強する
心理カウンセラーになる為の勉強方法として通信講座で勉強するという方法なんかもあります。
たとえば産業カウンセラーの養成講座などがそうですが、教科書と期限までに送るべき問題集が送られそれの回答と実技を指導してもらう為に学校に出向くという形にて通信をやっている所なんかもあります。この勉強方法は自分なりに教科書なんかを徹底して読み込んだ方が体に染み込むというタイプの人なんかが向いているかと。ただ、注意点もいくつかあります。心理カウンセラーは実践の仕事ですし、勉強も概要を覚えておけばいい様なものばかりではありませんので。
その心理カウンセラー養成の団体がたとえば大学等でしっかり教えられている様な裏付けがある学問を前提にしたものなのかなどをしっかり調べておかないと、心理カウンセラーの資格が取れるという名目の資格商法詐欺などに遭ってしまう危険なんかも出てきますし、実技指導に関してもそれなりにしっかりやっている所でないのなら実力をつけることはできません。
目的として市民講座で傾聴の技術等を学んでボランティアをしたい等のレベルであるなら、そこまで神経質になる事もないですが、そこで取った資格を前提に仕事をしたいなどという希望があるのでしたら、やはりそれ相応のものは要求されるものですので。余りに簡単にすべてが出来るなどといううたい文句がある場合は、その講座を受講するのはパスした方が安全であるという事は覚えておいた方が良い点かと。
スクールで勉強する
心理カウンセラーになる為の勉強方法としてスクールで勉強するという選択肢を選ぶ場合、基本的に大学か大学院で学ぶのが穏当です。これ以外だと各種の心理療法学会が主催する研修会などで勉強する策であったり、産業カウンセラーをはじめとした老舗の団体の養成講座などを受ける策なんかがありますが、日本で心理カウンセラーを名乗る場合、基本臨床心理士の資格を持っていないと求人の条件にすら引っかからないという事がよくあります。
他にも心理カウンセラーは資格商法で狙われやすい事などもあって、いかがわしいものからそうでないものまで合わせると玉石混合で混乱を極めている所があります。そんな中で少なくとも裏付けがあると言える心理カウンセラーの資格を取る場合、たいていは大学に所属する事から始める事が基本になっている場合が多いのです。勉強方法は大学院に入るなどででしたら、最近は予備校などもありますし。
そちらに出向いて勉強するなり、受験ガイドに従って下準備をする等、調べて進めればいいですし、産業カウンセラーなどでしたらＨＰで養成講座の情報の更新を待ち、開講したら申し込んで、後は教科書を読み込むことと実技の訓練に血道をあげていくのが確実になってきます。
開業したいレベルで勉強するのか、仕事で活かしたいレベルなのか、単なる興味のレベルなのかでも、各々勉強方法は変わってきますが、そういった点を明確に整理しつつ目的にあった形での勉強を心掛けていけばいいのではないでしょうか。
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