こんなところでメンタルケアカウンセラーは活躍する
メンタルカウンセリングは病院などで行われる、心理状態の改善に努めていくものになります。
そのカウンセリングについて専門的な知識を持っている職種といえるのがメンタルケアカウンセラーです。
メンタルケアカウンセラーが活躍する主な職場は、心理的な病にかかった患者をカウンセリングする病院や不登校やいじめなどで困っている生徒たちを中心にカウンセリングを行っていく学校などがあります。さらに重大事件などで傷を負った被害者をケアしたり、罪を犯した犯人の心理状態を把握していくことも行っています。
メンタルカウンセラー向けの人の特徴3つ
様々な仕事を経験していくことによって、その職業の実績や知識をつけていくことになりますが、メンタルカウンセラーも同様です。一般企業の社員が出世を目指していくように、メンタルカウンセラーもカウンセリングをしていきながら実績を作り、成長していくことができるというのがポイントになっていきます。これからメンタルカウンセラーを目指している人は、とにかく患者とのカウンセリングなどを通じて、成長していくことができるという意識を持っているといいでしょう。
時には苦労してしまう悩みを抱えている患者と向き合うことがあります。そのため関われば成長できると考えることができれば、おのずとメンタルカウンセラーも担当することができます。辛い話ほどチャンスと捉えていきましょう。
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メンタルケアカウンセラーの重要性
現代社会は人間関係が薄くなっていったり、悩みを抱えていても相談することができないままうつ状態になってしまうという人もいます。
さらに疲弊すると心が疲労やストレスなどで耐えることができなくなり、心理的にも病にかかってしまういう人もいます。人ごとではない病に発展するケースもあり、未然に防いでいくためにカウンセリングが行われています。メンタルケアカウンセラーは専門的な知識だけでなく、抱えている悩みなどをしっかりと解きほぐしていき、健康的かつ前向きな精神力を取り戻していくサポートを行っていきます。
周囲から敵視されていると思い込まれている時には、常に悩んでいる人に対して親身になって味方として見ていけるように努めて行ったり、話をゆっくりと聞いて一緒に抱えている問題対して立ち向かうように的確なアドバイスを提供していきます。こうして患者が健全な生活を取り戻していくことができるでしょう。
そんなメンタルケアカウンセラーになるためには、受験資格を取得してから試験に合格することが必要です。
指定されている講座を受講していくことになりますが、4回の添削課題を一定のレベルでクリアすると、日本学術会議協力学術研究団体 メンタルケア学術学会R認定の「メンタルケアカウンセラーR」資格(公的学会認定資格)が取得できます。
現在のメンタルケアカウンセラーの地位
日本のメンタルケアカウンセラーは欧米と比較するとまだまだ発展途上です。社会的な地位や役割について周囲の理解度はまだ完全ではありません。現在は徐々にではありますが、メンタルカウンセリングによってストレスのケアや精神病を予防していくことができると期待されている状況ができつつあります。今後もメンタルケアカウンセラーの活躍が、患者の心を救っていくのではないかと期待されています。
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